2017年 05月 06日
当地は黄砂でえらいことになっています。そして私の鼻もえらいことになっています。 今年になって黄砂の初観測が本日だそうで、1967年の観測開始以来、最も遅いのだとか。 午前中から強風が吹き荒れ、空は霞んで、まるで遅れた分を取り返すかの勢いです。 日本海側を寒冷前線が通過したことで西風が強まったのが原因だそうですが、 今までこんなに黄砂に悩まされたことはありませんでした。 「まだ出るんかい」 と思うくらい鼻をかんだお陰でひりひりと痛みます。 今回の商品はもちろん黄砂とは関係なく、初めての琉球の焼きものになります。 初回の琉球ものということですから、ここはやはり酒器で行くしかないでしょう。 琉球の徳利は小ぶりものが比較的多く、酒器としての使用に好適な容量である上に 特徴的なすらりと伸びた頸を備えた美しい佇まいが嬉しいですね。 この頸部の細さから液体はトクトクと鳴りながらゆっくりと出て来ます。 容量は口縁までで130ml、一合に満たないので少量で済む方に誂え向きかと思います。 大量に飲まれる方は何度も充填して使っていただければよいでしょう。 画像にありますように、口縁に茶漆で繕いが施されています。 高台には古い小さな欠損がありますが、この程度なら修理の必要はないと思います。 口縁近くまで水を注ぎ一晩置きましたが漏れはありませんでした。 更に念を入れ、私自身が飲用に使用して問題がないことを確認しております。 寸 法 : 口径3.2㎝ 高15.1㎝ 高台径4.5㎝ 年 代 : 江戸期 備 考 : 口縁に漆繕い、高台に小ホツレ
by awo-tsubame
| 2017-05-06 21:00
| 売約済
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青つばめ - blue swallow antiques -
福岡県公安委員会許可
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